1円スマホ それは愚者にふさわしい響き
Pixel 7a が欲しかった
Android が好きだ。iPhone より安いし、いろいろな面で自由だ。
Oppo の Reno Aを使っていたけれど、そろそろ新しいスマホが欲しい。
いまなら Pixel 7a が安いのではないだろうか。
Pixel 8 になった
家電量販店で店員さんに声をかける。ソフトバンクの店員さんだった。
「Pixel 7a が欲しいんですけど」
「Pixel 8 もお得ですよ、いかがですか」
「えっだったら Pixel 8 がいいです」
どのようにお得なのだろうか。
「24か月、1円で維持できます。2年たったら返却してください。月額料金は半年間1,081円です。いつでも解約や MNP できます」
そんなうまいことあるんだろうか。
詳しく話を聞いた結果
「機種契約」と「回線契約」は別の契約になるのだそうだ。
「機種契約」に関しては、Pixel 8 のお値段94,320円也を分割48回で購入する。
1~24回目は917円、25~48回目は3,013円で、掛け算すると94,320円になる。
ただし、ここからキャンペーンで1~24回目は916円割引になる。というわけで月々1円になるのだそうだ。
怪しい話ではないようだ。
販売者側のメリットは?
買う側にとっては安いことはいいことだ。でも、ソフトバンクには何のメリットがあるのだろう?
そんなこと店員さんに聞くことではないような気がするので、自分で考えてみた。動画で見せられた重要事項説明の中に、「信用情報機関への情報提供を行います。」という文言があった。
ということは、ソフトバンク相手にローンを組むということになる。支払いは1円でも、ローンは94,320円だ。ソフトバンクは94,320円の債権を持つことになる。ということは、それを担保に銀行から94,320円借りられるのではないか? そう思ってググってみると、
第15条(割賦債権の譲渡)
購入者は、当該債権の譲渡及び担保提供、並びにソフトバンクがこの場合に購入者の個人情報を譲渡先、担保権者に提供することをあらかじめ同意するものとします。
ということで、完全に理解して納得できたら、1円スマホを入手してください!
私は手に入れました!